広島西支部 内弟子 道上篤二郎 冬合宿レポート



 1月4日、今回初めての参加となる総本部冬合宿が始まりました。
 朝7時に総本部集合。関東各支部の道場生が多いようですが、遠くは静岡の道場生もいるようでした。広島西支部夏合宿でお世話になった秋元琢哉師範も参加されていました。
 朝8時バスに乗込み三峰山に出発。途中山道を上がるにつれて雪が見え始め、目的地の三峰山の厳しい寒さを物語っていました。
 到着してまもなく、総裁記念碑を参拝を行いました。参拝後、場所を報徳殿に移し、松井館長ご指導による稽古を行いました。途中、松井館長から「基本は基本が上手くなる為にやっているわけではありません。組手が強くなるために行わなければ意味がありません。常に相手を想定して行ってください。」と注意が飛びました。強化選手は特に世界大会を目前に控えているせいか、この合宿でなにか掴むんだと気合が入っていました。特に古参の市村直樹支部長、田ヶ原正文支部長からは気迫を感じました。
 稽古終了後、夕食、館長講和となりました。講和では大山総裁の思い出や、松井館長の現役時代の葛藤など、参考になる話ばかりでした。

 2日目は朝6時に起床し、6時20分から外に集合して早朝稽古を開始しました。
 稽古終了後の祝詞では1時間に満たない時間でしたが、寒さで体が震え、自分の精神的な甘さを痛感しました。
 午後から恒例の22Kmマラソンが行われました。雪の残る路面を下り坂11Km、上り坂11Kmのマラソンは想像以上に過酷でした。広島西支部の内弟子として最低10位以内になりたかったのですが、残念ながら結果は16位となりました。総本部の内弟子の方は全員10位以内に入っているだけに悔しい気持ちで一杯です。また機会があれば必ず総本部の内弟子の先輩に勝ちたいと思いました。

 3日目は昨日と同じく早朝稽古を行いました。外は前日以上に冷え込んでおり、祝詞は非常に厳しく感じました。
 朝食後、館内清掃を行い、三峰神社を後にしました。総裁記念碑を参拝し、清浄の滝に向かって山を下りました。雪が積もる山道を荷物を持ちながら下るのは悪戦苦闘の連続で、途中何度もこけてしまいました。
 清浄の滝に到着すると、全員上半身裸で靴を脱ぎ、松井館長から順番に滝に入っていきました。厳しい寒さを乗り越えようと気合が山にこだましました。
 以上で合宿の全日程が終了しました。年頭より自分自身に気合を入れて良いスタートがきれたと思います。
 松井館長、小田勝幸師範、合宿に参加された多くの先輩方にこの場をお借りして3日間のお礼を申し上げたいと思います。

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